松蔭GLの高1はカナダで1ヶ月研修
松蔭高校グローバル・リーダーコース生は、カナダのアルバータ州で1ヶ月の留学を行う。留学と言っても、語学留学ではなく、そのまま現地の高校に1ヶ月の間、通学する。
今年度は初めての取り組みであり、あまりアジア人のいない地域でもあり、コロナ禍後でもあることから、ローカル新聞社から取材を受けるほどの歓迎ぶり。
地域の国際交流の先生方たちも非常によくしてくださり、生徒たちを有名な観光どころへ多々連れて行ってくださいました!ありがとうございます!
【生徒報告】
そして今回、新しい取り組みとして生徒たちから学校のHPに写真と報告をあげるよう依頼。そして完成したのがこちら!写真とコメントは生徒。最後の編集は教員が行っています。
写真をみるだけですら初めての体験があり、色んなことを学んだことが分かる。そして、帰国後の生徒たちの振り返りコメントをみても他文化をしっかりと肌で感じ、将来につながる経験をしてきたのが良く分かる。
【生徒の振り返り作文より】
特に大事だと感じたことは、失敗を恐れないことだ。留学当初、自分が伝えたいことをうまく表現することができないことが多く、自分の英語力に自信を無くしていた。ホストファミリーに、「How was school?」と聞かれても、「good.」としか言い返すことができなかった。会話が続かないことが辛かった。もっと伝えたいことがあるのに、自分の英語力のせいで伝えることができない。私は伝わらない事が怖くなってしまい、いつも完璧を求めすぎてしまっていた。そんな自分を変えるために、思い切って自分から学校であった出来事を話してみた。文法や単語が間違っている文章だったかもしれないが、自分の言いたかったことを伝えることができたと時に、大きな達成感を感じることができた。自分が伝えたいという気持ちが、文法や単語よりも大切なのだと気づき、それからは会話が続くようになっていった。間違った文を言ってしまったときは、優しく直してくれたりもした。話してみないと、自分が間違っていたことに気が付けなかった。私はこの一か月間の中で、たくさんの失敗体験や挫折をしてきた。しかし、この失敗から得たものはとても大きい。恐れずに挑戦してきた一か月間で、私は確実に強くなることができた。
また、自分から動かないと何もできないことを痛感した。私は留学すると、自然と英語力は伸び、学校でも友達ができると思っていた。その環境があるのにも関わらず、自分の部屋に引きこもり、ただ授業を受けるだけの生活が続いていた。何も成長できていない自分が悔しくて、まずは家事を手伝いたいとホストファミリーに話してみた。そこから、一緒に食料品スーパーに行ったり、料理を作ったりする間に、自然と仲が深まっていった。また、学校では、自分から積極的に喋りかけるようにした。授業についていくのに精一杯だった学校生活が、友達ができると楽しく感じることができるようにもなった。チャンスは降ってくるものではなく、自分でつかみに行くことの大切を改めて感じた。
【まとめ】
彼女たちは先週末に帰国し、数日間の休養後、学校に戻ってくる。そして、ここからは、研修で学んだことを振り返り、最後には後輩たちへ自分たちが学んだこと、そして後輩たちに知って欲しいことをプレゼン。
どういう内容を伝えてくるのか、楽しみにしたいと思います!
事前学習はこちら
https://note.com/shoin_gsgl/n/nb823ebb83e08