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即興型ディベート(PDA)講座:松蔭GL生、英語ディベートに初挑戦!

松蔭高校のグローバルリーダープログラム(GL)生たちが、初めての即興型ディベートに挑戦しました。論題が与えられ、短時間でチーム内で意見をまとめ、英語で発表するという緊張感あふれる講座でした。

特に、英語でのディベートに初挑戦した生徒たちの中には、思った通りに発言できず悔しい思いをした生徒も多かったようです。即興で考える力を求められるこの講座は、まさに頭をフル回転させる場でした!

PDAとは?

PDAは、即興型ディベートを通じて論理的思考やコミュニケーションスキルを鍛えるプログラムです。与えられた論題に対して、限られた時間の中でチームで意見をまとめ、他チームの意見に対する反論も行います。このようなトレーニングを通じて、スピーキング力や即時思考力が身につくだけでなく、批判的思考や協調的な議論の進め方も学ぶことができます。

詳しくはこちらの動画から。

生徒たちの感想

受講生からの感想から、どのような成長を遂げたかが見えてきます。

Aさん:「短時間で意見をまとめて話すのがとても難しかったです。反論や立て直しの場面では焦ることもありましたが、終わってみると非常に充実した経験でした。」

Bさん:「英語で自分の意見を伝えるのは日本語とは違って、緊張もありましたし、英語力の壁も感じました。でも、一度体験したことで次回はもっと上手にできそうです。」

Cさん:「最初はあまり話せなかったのですが、ディベートの雰囲気をつかめたので、次の挑戦ではもっと意見を出していきたいと思います。論理的な思考も鍛えられるので、英語の勉強だけでなく総合的な力が向上したと感じました。」

即興型ディベートの効果とは?

即興型ディベートの教育的効果を考えると、

瞬時に意見を組み立てる力:
 限られた時間で論点を整理し、説得力をもって伝える練習になる。
反論のスキル向上:
 相手の意見を聞きながら、瞬時に論理的に反論する力が求められる
 ⇒批判的思考と問題解決能力が高まる。
プレゼン能力の向上:
 ジャッジを説得するための効果的なスピーチ技術も同時に鍛えられる。
チームワークと協力:
 チームで作戦を立てるのでことが求められる
 ⇒協力しながら最善の戦略を作るスキルが身につく。

一連の流れでかなりの教育効果があることが分かる。

ジャッジの先生にむけて、説得力のあるスピーチ!!

ディベートのプロセス

ディベートの流れとしては、まずチームで作戦会議を行い、論題に対する意見をまとめます。次に、ジャッジである先生方に向けて、各チームが順番にスピーチを行います。最初は緊張感が漂いますが、ディベートが進むにつれて、チームメンバー同士が力を合わせて一生懸命考え、意見をまとめていく様子がとても印象的でした。

最後には、勝敗に関係なく、握手を交わしてお互いを称え合う!!

ちょっと照れながらも最後は笑顔で握手。お互いをほめたたえる。

【教員感想】
今回の即興型ディベート講座を通じて、生徒たちは論理的思考や英語での発信力の難しさを感じ、その場で即座に考え、表現する能力もトレーニングしていく必要があると感じていたと思う。

これらのスキルは、今後、彼女たちがうけていくTOEFL iBTのスピーキングやライティング対策にも直結する部分。

きっとこのディベートのトレーニングすることが非常に効果的!!

時間内に論点を整理し、明確に伝える練習をするので、英語力だけでなく、総合的な学力もきっと飛躍的に向上する。

そして、何より、ディベートの論題次第ではあるが、生徒たちの興味を引くテーマを扱うことで、チームでワイワイと考えながら学んでいける。

今回は、美容整形の賛否でした!
女子高生にとってはなかなかホットな話題!!

今後、授業でもこうした即興型のアクティビティを取り入れ、生徒たちの思考力や表現力をさらに伸ばしていきたいなと思います。

担当してくださいましたK先生、改めてありがとうございました!

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