見出し画像

多角的視点からSDGsにアプローチ!~4学年が一斉に取り組むSDGsプレゼン~

松蔭中学GS・松蔭高校GLでは、年に5回、大きなプレゼンがある。

大きなプレゼンとは、グローバル(中学GS・高校GL)全学年の前で発表を行うという意味。下級生から上級生までをも含んだ学年を超えた縦割りでの発表。

1学期の中間考査以降に行われるのは、SDGsをテーマにしたもの。各学年が、以下のテーマに沿って行う。

【SDGsプレゼンテーマ】
中1:企業のある取り組みを紹介し、SDGsで分析
中2:日本のSDGs達成率をみて高い/低い番号を選び、分かりやすく解説
中3:SDGs達成率の高いある世界の国を取り上げ、その取り組みを分かりやすく解説
高1:ある企業のビジネスモデル及び関連するSDGsを解説

上級生にとっては、これまでに行ってきた内容、下級生にとっては去年先輩たちが取り組んでいた内容。

テーマは同じだけど、内容は生徒それぞによって違う。そして同時に他学年の発表が聞けて、多角的な視点からSDGsについて知識を深められる場でもある。1クラスしかない少人数コースならではの実施形態。

以下、プレゼンで評価(生徒による相互評価)が高かった生徒のスライド。

【中1】ある企業の取り組みをSDGsで分析

【中2】日本のSDGs達成率をみて高い/低い番号を選び、分かりやすく解説

【中3】SDGs達成率の高いある世界の国を取り上げ、その取り組みを分かりやすく解説

【高1】ある企業のビジネスモデル及び関連するSDGsを解説

中学1年生にとっては人前でのプレゼン、慣れている高校生にとっては、学んだことを下級生へ「分かりやすく」解説するプレゼン。

学年を混ぜると、当然ながら聞き手を意識して作成しなければならない。難しい用語は、小学生でも分かるように、そして発表者が一方的に話すのではなく、聞き手と相互のやり取りを入れる!!

そんなアドバイスを教員や生徒同士で行いながら、実際に人前で発表し合うことで、みんが学び合う。そして下級生は先輩のやり方を真似て、さらに次につなげていく。

そんな流れを継続していくことで、全体が成長していく。

次回の大きなプレゼンは、1学期末のグループで行う奉仕活動の日(社会をよりよくする活動を行う)に向けた企画プレゼン。それもどんな案が出てくるか、楽しみにしたい。