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中学生のSST~ソーシャル・スキル・トレーニング~

松蔭中学GS1年生と2年生が、外部より先生をお招きしSSTのワークショップを受けました。

SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは?
よく発達障害という文脈で、人とうまく付き合うためのトレーニングとして紹介されることが多いが、それらは障害や特性に関係なく中高生には必要なもの。大人でも中高生でも対人関係のスキルは必要で、ソーシャルスキルは社会で生きる土台ともいえる。

まさにその通りで、思春期まっただなかで人間関係に悩みやすい中1や中2には、特に必要なもの。

今回は、教室で必要なソーシャルスキルをテーマに
・あいさつのスキル
・感情を理解するスキル
・感情をコントロールするスキル

の3つについてワークショップをうけました。

気持ちよい挨拶とは?後ろむいたまま挨拶するとどうなる?
⇒挨拶の大切さ

他にも言葉だけでなく、ジェスチャーや態度といった非言語の部分に注目するなど、明日から使えるスキルが盛りだくさんでした。

【生徒コメント】
「ソーシャルスキル」とは何ですか。それは、なぜ必要なのですか。

  • ソーシャルスキルは教室や学校で生きていく上の感情のコントロールの仕方や態度について。ソーシャルスキルを大切にすることでトラブルが起きにくくなると思う。

  • 怒りなどの偏った感情をうまくコントロール出来て、友人関係などを保つことができること。それは、喧嘩が起きた時、またはイライラしている時に感

今日学んだ中には、どんなソーシャルスキルやコミュニケーションのコツがありましたか。新しく学んだことの中から最も興味深いと思ったものを、一つあげてください。

  • 怒りは、人間関係を壊してしまったりするから、深呼吸したり、して、感情をコントロールする

  • 怒りのおくに根本的な気持ちがあること。

  • 相手の気持ちや自分の気持ちどんな感じになってるかを学んだ。

  • 自分の意見を押し付けない。相手の意見もしっかりと聞く。けんかごしに意見を言わない。

  • 怒りを伝えないと自分が爆発するけれど、頭ごなしに怒りをぶつけると人間関係が壊れること。

学校生活や友達との関係で、今日学んだソーシャルスキルをどう行かす予定ですか。

  • 挨拶するときなど、ちゃんと目を見て笑顔で挨拶する

  • 何かされたら怒りで返してはいけないなと思いました。

  • 例えば、友達と喧嘩したときに感情を理解するときに使う予定です。

  • 学校生活や友達関係で、今日学んだソーシャルスキルができていなかったら、教えてあげたり、自分も注意して生活する。

  • イライラしたときに時間をおけるように努力する。

  • 友達とケンカになったときに自分の意見を押し付けずに相手の意見もしっかりと聞く。

  • イラッとした時もできるだけ優しく、それでもちゃんと自分の考えを伝える。むしろそっちの方が相手は反省してくれるということが分かったから。

  • 友達を話していて、頭ごなしに否定されたときには深呼吸などをして落ち着かせる。

  • 友達ともめてしまったときには相手の考えについて自分で考えてみてどうやったらうまく改善していけるかについて冷静に話し合っていきたい

  • なんでもかんでも言うのではなくて何を言っていいのかを考えながら話したいです。

  • 話をするときに相手のほうをみて向き合って会話をする

  • 煽りや怒らせるような言葉などを友達などには言わない。

今日、学んだことをしっかりと心にとめて、学校生活をおくっていきましょう。人が社会で生活している限り、対人関係は非常に重要です。

そういことがよく分かった研修でした!