アントレプレナーシップ教育を高校プログラムに導入した理由
現在の日本の教育システムでは、特に中高生に対して経済の視点を養う機会が不足していると思う。SDGs(持続可能な開発目標)の意識が高まっている一方で、経済の視点が十分に教育に組み込まれていないため、生徒たちは社会の経済的側面を理解しづらい状況にある。
そういう状況の中で、「社会貢献活動を行う」という目標が掲げられても、実際には「予算がない中でどう実施するか」という現実的な課題に直面することが多く、この状況では、単なる啓発活動に終わりがちで、実際の問題解決にはつながりにくい。