Let's Challenge! 中学生が英語で出前授業実践:松蔭×キンダーキッズ
2023年度の松蔭中学3年GS生の奉仕活動のテーマが、小学校や幼稚園/保育園へ行き、英語授業を実践してくること。得意な英語で何か社会へ貢献できればと考えて始めた活動。
今年度、1回目は近隣の美野丘小学校への出前授業
そして今回が2回目、宝塚のキンダーキッズへお邪魔しました。前回は、小学6年生向けの授業、そして今回はインターナショナルスクールの年長や年中さん。
準備段階では、
『SDGsって言葉を伝えることに意味はない。』
『言葉じゃなくて身体で伝える方が良い。』
など、きちんと学齢に合わせて何とか授業を組み立てる姿が見え、しっかりと相手の立場や状況をみて授業を設計する姿が!!
そして実際の授業内容としては、
①アイスブレイク(SDGsに関する〇×クイズ)
・世界中に綺麗なお水がある ✕
・世界には学校に行けていない子どもがいる ○
・ゴミ箱に捨てるのなら、いくら捨てても大丈夫 ✕
・空気は日に日に汚くなっている ○
・世界中の人は全員お家をもっている ✕
・子育てをするのは女の人 ✕
・今でも世界では戦争をしている国がある ○
・お水はずっと使える ✕
②SDGsに関する説明
年中・年長さんにむけて英語で分かりやすく。
③It’s a small world を歌う
振り返りの質問:幼稚園授業をこれから行う次年度の後輩へ向けて、アドバイスをお願いします。
分かりやすい英語&大きな声で話したほうがいい
身長(目線)を幼稚園生に合わせてあげる(例えば、しゃがむ)
小学校は教えやすいけれど幼稚園となると、ただ教えるだけではなく、目線を合わせたりなど小さいこともすることをやることが前提で教えることを覚えといたほうが良いと思います。幼稚園児は聞いてもらうのに時間がかかるのでそこも考慮し動いたほうが良いと思う。
目線を合わせて大きな声ではっきりと発音して話してあげることが大事だと思う。
子供たちと同じ目線で会話をすること。会話をするときは、年齢が5,6歳あたりは、簡単な質問程度は答えてくれるけれど、もう少し下の学年は、答えるのが難しいので、Yes or Noで答えられる質問をしたほうが良いこと。
【全体の活動を振り返って】
年長&年中という子どもに対してどう接すれば良いのか、他者の立場に立ち話をするとはどういうことか、を実体験して身に着けた。小学校へも行ったので、よりその部分を実感している。
今回のキンダーキッズで、彼女たちが小学校や幼稚園で出前授業を行ったトータルは④回、最初は戸惑いもあったが、最後にはもう立派としか言えなないぐらい成長した。
やはり学びというのは、体験があるからこそとよく思える活動でした。
そして、次は中学生活を占める最後!!
2月22日から彼女たちは、フィリピン研修に2週間旅立つ。
そこでは、貧困コミュニティでSDGsを伝える授業を行ったり、小学校へ出向いて日本文化の紹介を行ったりする!
さぁ最後の〆として、どんな授業を計画し、生徒たちの心を動かすのか、報告をを楽しみにしています!