女子高生起業家プロジェクト ~ピッチで勝利を目指して~
松蔭GLは、女子高生起業家プロジェクトを毎年行う。
内容は企業様と連携し、1年生~2年生の夏末にかけて、商品やサービスの開発及び販売を手掛けるアントレプレープログラム。
今年度の案はこの4つで、1学期末はビジネスピッチ対決。
1学期末プレゼン(ビジネスピッチ対決)の様子はこちら。
勝利チームの案は、次年度の秋までに企業様と連携しながら、商品/サービスの開発&販売まで実行する。
とは言っても高校生。
ポイントとなるのは、次の4つ。
①ソーシャルビジネス(誰かのためになること)であること。
②熱い想いをピッチにいれること。
③実現可能であること。
④収益面の視点をいれること。
①や②は良いとして、③と④は高校生にとっては考えたこともない未知数の部分。ここのバランスが非常に難しい。
・実現可能性は高いけど、収益面が弱い。
・アイデアは面白くて収益面も分かるが、実現可能性が低い。
そんな部分に悩みつつ、ピッチに挑みました。
【まとめ】
高校生がビジネスの実現可能性や収益の視点を考える?
普通の高校生はまずしない。
だからこそ、このプロジェクトで、彼女たちは未知の領域に挑み、悩み、葛藤しながら成長していく。『あ~でもない、こ~でもない、う~ん、でもこうか?』そんな声を何度、教室で見たことか。
ソーシャルビジネスの価値、熱い想い、実現可能性、そして収益性のバランスを考え抜く過程で、彼女たちは学んだ知識を自分事の体験に変えて、多くのことを学んでいく。
しかもしかも!
難題にチャレンジすることで、困難に直面したときの乗り越え方、他者と協力して問題を解決する力、を経験し、自分自身の成長を実感していく。
熱い想いとみんなで考え抜いたビジネスピッチ対決は、競争ではあるけど、非常に貴重な学びの場!!
結果は今月(7月末)。
どのチームが勝つか分かりませんが、決まったら次のステップに向けて、松蔭GL生の挑戦を見守り、応援していきたいと思います。
【参考】
松蔭GLのアントレや金融教育の紹介ページ
①アントレプレナーシップ導入の授業紹介
②神戸大学との連携授業(金融教育)